茶房こもん


日時:2010年2月7日(日)16時30分〜




尾道市街地でラーメンを食べた後、デザートを食べたくなり急遽、こもんへ行くことにした。
今でこそここ数年、何度か行った事あるが、社会人になるまで訪れた事も無ければ食べた事も
この店が有名だった、というか存在すら知らなかった。
高校生時代、青春の日々でも過ごしていれば訪れていたかもしれないが・・・
長江口ロープウェー側にあり、有名ラーメン店、観光地、そして映画のロケ地として使われた店などなど、
これだけの条件が並んでいればホリデーは混雑しないわけが無い。
夕方前の16時30分に訪れた時も行列が出来るほど賑わっていた。
外で食べれるカフェテラスもあったが冬の夕方、陽が当たらなければ結構寒く、
寒いのを我慢して食べるか、寒いのを我慢して外で列を作って待つかかのどちらか。
結局、5分ほどで店内に入ることが出来た。



喫茶店のようなレトロな雰囲気の中に少し和も入っているような室内。
建物は見た目小さいがカウンター、テーブル席と20人以上の客が入れそう。
メニューを見ると、どれもこれも値段が張るものばかりで、
うかつに高校生がデートで入るのは危険である。
小さい頃、両親に連れてこられなかった理由も何となく分かる気がする(苦笑)
ワッフルだけでは寂しいので、寒い体を暖めるべくホットな飲み物も頼みたい。
セットメニューもあるが、カスタードやアイスが乗った豪華なワッフルは単品のみ。
逆にバターワッフルが食べたくても単品は無くセットになっている。
(頼めば単品だけで出てくるかもしれないが・・・)
先ほどラーメンを食べたものの、やはり豪華なワッフルを食べたいので
私はブルーベリーカスタードワッフルにミルクコーヒーを注文。
ちなみに、相方さんはプリン付きのバターワッフルセット。











店内の客層を見る限り、地元住民よりかは観光客で殆ど占めているような感じである。
朱華園の後、こもんでワッフルを食べて、ロープウェーに乗って千光寺へ行く。
尾道オーソドックス観光コースだが、これで尾道の半分は楽しんだようなもので、
私もよく他所から来た友人にオススメしている。
ワッフルの味自体は、甘くなくあっさりして、ラーメンを食べた後のお口直しにはちょうど良い。
カスタードは少しお腹にもたれるかもしれないので、アイスかバターワッフルがオススメ。
久々に食べるがやっぱり美味しい。
長年尾道に住んでいるのに、何故か観光地に来たと勘違いしてしまうのが不思議で仕方ない(笑)
尾道とはそんな魅力ある街だと改めて気付かされます。



こもんは1977年開業。
今年で33歳。
私と同級生じゃないですか!
店内での食事以外にもテイクアウト、通販にも力を入れているようです。
そうそう、帰り間際、テーブルに取っ手みたいなものが付いていて、
引っ張ったりしていると、オーナーの奥様らしき人が、
「このテーブルだけ火鉢になっているんですよ」と見せてくれた。
かつてご主人が、この火鉢で何か一工夫出来ないものかと試行錯誤されたらしいが、
結局、火を使うのは危ないということで、今ではただのアンティークになっているとか。
もし訪れた際にテーブルに怪しい取っ手があれば引っ張ってみてはいかがですか(笑)




尾道市長江1丁目2−2
0848-37-2905
営業時間:9:00〜19:00(オーダーストップ18:30)
定休日  :火曜日
祝祭日の場合は営業。3月・8月は無休。


この内容は2010年2月7日付けのものです。



尾道スイーツトップページ